BANANA FISH

理想の結婚相手とはこういうもんだと教えてくれたアニメ

  • 2019年2月26日
  • 2019年2月26日
  • アニメ

舞台は、アメリカNYダウンタウン。
ギャングのボスであるアッシュと、
日本から来ていたエイジが
バナナフィッシュをめぐる事件に
巻き込まれていく話。

今回は、
理想の結婚相手とはこういうもんだ
と教えてくれたアニメ
「バナナフィッシュ」について。

その昔、マンガを読んだ
ことがあって、なつかしく思って
アニメを見てみた。

久しぶりに観て思ったのは、
こんなハードな話だっけ?
という印象。

バナナフィッシュをめぐる
出来事が結構エグい。
殺人、売春、ドラッグなどなど

そのエグさとは無縁な
日本からの純真無垢なエイジが、
ギャングのボスである
アッシュと打ち解けあっていくのだが、

この絆が、
まさに理想の結婚のように
思えた。

結婚はただの制度だけど、
結婚したいという意思は、
特別なものだ。

アッシュとエイジが
二人が結婚するとかしないとか
そういう問題ではなくて、

悲惨な生い立ち、
悲惨な境遇で、
体力、精神ともにきつい
役割を演じないといけない
アッシュにとって

エイジは、
自分が自分のままで
付き合うことのできる唯一の存在だった。

そういう存在がいるのと、
いないのとでは、
自分が自分に感じる意味も
大きく違ってくる。

アッシュは、
エイジの前でだけ、
自然体でいられた。

バナナフィッシュの謎を追って、
アッシュの実家に戻るシーン。

そこで、早朝、エイジは
アッシュに銃の撃ち方を習う。

19歳と17歳の友達同士として
普通に接していた。
けれど、大人の視線を感じた途端に、
アッシュはまた役割へと戻っていく。

その時の二人は、
エイジをアメリカへ連れてきた
カメラマンが言うように
アッシュは不幸だったのかもしれない。

それでも、ギャングのボスとしてや、
マフィアの奴隷として、生きる道しかないと
思い込んでいた状態から、

世界が敵にまわっても、
君の味方
と言われるような、
絶対的な受容を経験し

自分を隠さないで、
接することのできる時があることを
アッシュが知れたのは、
幸せだったに違いない。

結婚生活がギャングのボスを
演じるように常に気を使わないと
いけない暮らしだったら、
さぞ苦しいだろう。

結婚にともなう何かしらの行事が、
義務のように感じるようなことがあれば、
またこの作品を観て、
役割というものをもう一度とらえ直す
きっかけにしたいと思う。