映画 オーシャンズ8 感想 (ネタバレ考察) 流行を追っていると足元すくわれる可能性が上がるかもよ?と教えてくれた映画

本日は
流行を追っていると足元すくわれる可能性が
上がるかもよ?と教えてくれた映画
「オーシャンズ8」についてです。

主人公のオーシャン(サンドラ・ブロック)が
カルティエのトゥーサンという、
デカいダイヤがじゃらじゃらと
何十個もついたネックレスを狙う計画を立てる。

そのトゥーサンが登場するのが、
メトロポリタン美術館で開催される
メットガラと呼ばれるパーティ。

で、100億以上の値がつく、
そのネックレスをつけて
メットガラに登場するのが、
ダフネ(アン・ハサウェイ)。

どうしたって目立つ。

そして、そのネックレスが
なくなったり、探したり、見つかったりと、
ネックレスだけに首ったけ。

そうやって、
世間を賑わせておいて、
それよりもインパクトのデカいことが
進行しているというお話。

きらびやかな雰囲気に包まれて、
ファッショナブルな映画としてみても、
十分楽しめるだろうけれど、

それよりも、オーシャンが使っている
民衆を欺く手法の方が
個人的には気にかかる。

この手法って
国家が国民に対して
よく使う手ではないか。

不倫スキャンダルとか、
凶悪犯罪とか、
世間の目が一斉にそこに集まる時、

ひっそりと、
超重要な法案を
議会で通過させたりしている。

国家とオーシャン8という
盗人集団に共通点があるのは
なんとも面白い。

最後に、兄貴の墓の前で、
一連のプロジェクトを
「みてほしかった」
とつぶやくシーンがある。

観客からすると、
「みていた」。

これを
「みてほしい」というのは、
大衆がデカいダイヤに目を奪われて、
本当に大事なことが進行している
かもしれない自体に気づけよ

というメッセージではないだろうか。

自分の知らないところで、
大事なことが勝手決まっていくのは
誰だって嫌だ。

そういう嫌な感じの実態を
オーシャンの目を通して
追体験できる。

テレビ、新聞、ネット
すべてのメディアが一斉に
同じ方向を向いた時こそ、
慎重に辺りを見回そうと
思わせてくれる作品

世の中が、あるニュースで
埋め尽くされた時に、
また観てみるのもいいかもしれない。

by カエレバ