映画 モリーズ・ゲーム 感想 (ネタバレ考察)言葉にできることが解決の糸口になることを教えてくれた映画

舞台はポーカールーム

舞台は、ポーカールーム。
主人公がスキー競技から、
ポーカーの世界へ踏み込みズタボロに
なりながら父と邂逅するお話。

今回紹介するのは・・・

今回は、
言葉にできることが
解決の糸口になることを教えてくれら映画
「モリーズ・ゲーム」について。

ポーカーのスリリングな
お話かと思ったけれど、
ちょっと違った。

自分の人生の道を決めて
歩いていく中で、
自分がどれほど父の存在に
翻弄されていたのかに
気づいていく。

このパートが映画の
8割を占めている。

スリリングというよりは、
センチメンタルというか、

父に対する、
怒りなのか、悲しみなのか、失望なのか、
よく、わからない感情に支配されている主人公が
終始描かれている。

主人公もよくわかっていなければ、
観ている人もよくわからない
というモヤモヤが続く。

けれど、そのモヤモヤが
一瞬にして晴れていく。

それは、
ズタボロの終着点として、
FBIにつかまり、裁判で、
切羽詰まった時に、

父と対面して
ベンチで語り合う。

そのひと時だけで、
主人公は、
自分が何に支配され
振り回されていたのかを
一瞬にして理解し
心の中の状況が一変した。

2時間以上も、
モヤモヤした映像を観て
モヤモヤしていたとしても、
言葉にした瞬間、
すべてが明らかになる
ということを伝えたいために、

8割の時間を使って、
モヤモヤさせたのかと思うくらいに、
残り2割の父親の存在感がすごい。

きっと、
自分の人生のコントロールを
失っている時も、
同じような状況なんだろう。

この映画の主人公にとっては
父親だったけれど、
人によってそれは、
母親だったり、コンプレックスであったり、
トラウマ的な出来事であったり、
いろいろある。

問題を言葉にして明確に意識したときこそ、
今まで振り回されていた状況を
コントロールできるのだと思う。

ズタボロになって、
自分の人生が何者かに支配されて
コントロールを失っていると感じる時には

8割のモヤモヤの原因である
2割の問題について、
言葉にして明確にする重要性を
思い出すために
この映画をまた観てみようと思う。